『名探偵コナンvs.怪盗キッド』映画感想文・ありがとうキッド様

ホラーや地味映画だけでなくコナンくんも見ます!

映画鑑賞後のどんよりは映画で解消、ということで、キッドに救われました。感謝の1本です。

キャスト

高山みなみ(江戸川コナン)

山口勝平(怪盗キッド)

2024年製作/81分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2024年1月5日

あらすじ

人気アニメ「名探偵コナン」のテレビシリーズ特別総集編。劇場版27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」(2024年4月12日公開)でキーパーソンとなる怪盗キッドの登場回を再編集した。

江古田高校2年生の黒羽快斗はある日、世界的マジシャンだった父・黒羽盗一が実は世間をにぎわせていた「怪盗キッド」であったこと、そして父が謎の組織に殺害されたことを知る。盗一が遺した衣装を身にまとい2代目怪盗キッドとなった快斗は、盗一が追っていた「伝説のビッグジュエル」と謎の組織の正体に迫っていく。

映画.comより引用

感想

名探偵コナンはもちろん知っていましたが、映画館で見たことはなく、子どもが小さい頃、一緒にテレビシリーズを見ていたという程度です。

この日、別の映画を見て、あまり鑑賞後感がよくなかったため「このまま帰宅するのもなぁ…」と近辺の映画を検索。コナンVSキッドを見つけました。

実は怪盗キッドがコナンで一番好きなキャラクターであり、キッドがフューチャーされた映画なら観に行こうと以前から決めていたのです。

時間も80分台ということで、とても見やすく、内容も間違いないと分かっているので、気分を変えるのにピッタリだと思い、映画館へ飛び込みました。

2024.4.12公開『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』へ向けてのTVシリーズ再編集版です。

過去作のキッド登場回はたくさんありますが、その中から2作品に絞っての編集です。

しかし、ただ過去の放送をそのまま流したり、ツギハギしたようなものではありません。

描き直されたデジタル画と巧みに組み合わせて、私のような素人には区別がつかない新鮮な作品に仕上がっていました。

怪盗キッドの誕生や青子との関係も冒頭でサラリとおさらいしてあり、何の不安や疑問もなく、世界観に浸れました。

本当によく考えられて作ってあると、感心しました。トムス・エンタテインメントすごいな…実は近所なんですよね。

小さな会社だったけれど、何年も前に綺麗で大きなビルになったのです。

アンパンマンたちの石像が昔からあって、幼稚園の頃の子どもと写真を撮ったりしました。

その下の子も今日(たまたま)成人式…時の流れを感じます。はっ! しんみりしてしまった!

で、怪盗キッドですが、華があるキャラクターですし、大きなスクリーンにひるがえる白マントが映えて、ビジュアルが大変結構でした。

キザといえばキザですし、個人の思惑で高校生が泥棒か、彼女もいるのか…というツッコミどころは置いといて、とにかく派手で痛快です。

この直前に見た映画の消化不良なモヤモヤが、綺麗に解消されて、とてもいい気分で帰宅することができました。

80分という短い映画ですが、本当に行ってよかったです。

映画ってこういう目的での見方もできるんだなぁという気づきがありました。

なんとな〜くですが、コナン映画デビューに向いているのではないでしょうか。

私も、ゆるいTVシリーズ歴十数年にして、初コナン映画に行こうと思っています。

『100万ドルの五稜星』大変楽しみになってきました。