昨日、ビートルズの映画が短かったので、別の映画館へ移動し「ウエストサイド・ストーリー」を観ました。
スティーブン・スピルバーグ監督が、「ロミオとジュリエット」をモチーフにした<伝説のミュージカル>を念願の映画化。 舞台は、対立するグループによって引き裂かれたニューヨークのウエスト・サイド。運命に逆らい、社会の分断を乗り越えようとした“禁断の愛”の物語が、エンターテイメント史に残る数々の名曲とダイナミックなダンスと共に描かれる。 “異なる立場を越えて、私たちは手を取り合えるのか?”という普遍的なメッセージをこめて贈る、感動のミュージカル・エンターテイメント。夢や成功を求め、多くの移民たちが暮らすニューヨークのウエスト・サイド。 だが、貧困や差別に不満を募らせた若者たちは同胞の仲間と結束し、各チームの対立は激化していった。 ある日、プエルトリコ系移民で構成された“シャークス”のリーダーを兄に持つマリアは、対立するヨーロッパ系移民“ジェッツ”の元リーダーのトニーと出会い、一瞬で惹かれあう。この禁断の愛が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに…(公式サイトより引用)
もう、このまんまで、他に言うことがありません〜。
素晴らしい歌とダンス、特に冒頭から中盤にかけての勢いのあるシーンは良かったですね!
ただ、一瞬で恋に落ちてほんの2日くらいで結婚まで考える主人公たち、学びも働きもしないでたむろしている若者たち、生死に関する重大な話を確認もせずに鵜呑みにする人たち…共感するのが難しい部分が少しありました。
そして「若い人たちには命を大切にしてほしい!」と思っているオバサンはちょっと悲しくなってしまいました。まぁそういう話なので仕方ないですよね…。
人種差別と排他主義による暴力で愛や命が奪われていく虚しさ、愚かさが嫌というほどわかる作品です。悲しい結末ですが、力による争いの行く末には悲劇が待っているのです。
さてこの映画もアカデミー賞(3/27)にノミネートされていますが、どうでしょうか。「ドライブ・マイ・カー」もいいですからね〜。
それでは、また明日!