『ザ・バットマン』観てきました

BATMANの一連の作品は「ジョーカー」と「ダークナイト」のみ視聴済みという状態で鑑賞してまいりました。ファンの方々を差し置いて語るにはあまりに申し訳ない私ですが、そのような者でも楽しめる、非常に面白い作品だったということなら語れそうです。鑑賞前に何も知りたくないという方は、この後ご遠慮くださいませ。
夫と娘と3人で行きましたが、観終わった後、全員が「良かった!」と興奮気味でしたね…。家族といえどもこういうことは珍しいです。

あらすじ

両親を殺されて悪への復讐を誓った青年ブルース・ウェイン(ロバート・パティンソン)。バットマンとなり悪と敵対するようになって2年経った頃、リドラー(ポール・ダノ)と名乗る知能犯による権力者を狙った連続殺人事件が発生。リドラーは犯行の際にバットマンを名指ししたメッセージを残し、ブルースや警察を挑発し続ける…。

バットマンになったブルースは2年間、悪に対する復讐、そして悪に恐怖を与える象徴として戦ってきたわけですが、リドラーの犯罪に関わることにより復讐は何も生み出さないという事実に気づきます。生身の人間であるバットマンが、苦悩し気づきを得て考えや行動を変えていくところが最も心に響いたところです。

また、親友を失って復讐にメラメラ燃えるキャット・ウーマンと終盤その感情を分かち合うところも素晴らしく、その人間臭さが今回のバットマンの魅力だと思いました。

リドリーはこのままで終わるのか? 何か起こりそうな予感も含めた最後であり、今後予定されている作品にも期待が高まります。

予備知識がまったくない状態で観たため、後からキャット・ウーマン役がレニー・クラヴィッツの娘だと聞かされて驚きました。レニクラがカッコイイから娘が美人でスタイル抜群も納得です。

ロバート・パティンソンはもちろん素敵でした。超お金持ちの子息らしいノーブルさと、悪に対峙する時の怒りの表情を兼ね備えていて、シリアスな内容で冗談のひとつも言わないのですが、ふとした優しさや頭の良さなど多面的に表現されていて、ブルースの人間性に深みを与えていました。

ダークな世界観が好きな方に、是非おすすめです!
私もこれまでの作品をさかのぼって観ようと思っています。
それでは、また明日!

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