【映画】「トップガン マーヴェリック」みてきました

映画の感想文は色々な場面を思い出せるので、サントラを聴きながらがいいですね。

ちょうどこんな映画が見たかった

さて前作は36年前。あまりにも有名な作品なので見たような気になっていましたが、当時若さゆえマイナー作品に傾倒していたので見たことがありませんでした。事前に作業をしながらですが一通り鑑賞。80年代の曲や雰囲気が懐かしいやら恥ずかしいやらで、少しムズムズしました。

いざ、「当時ジャケットとサングラスを買ったくせにイマイチ乗り気でないオジサン」と「Z世代男子一人」を連れて映画館へ。

ここでわたくし、吹替版を選ぶという間違いをしてしまいました。時間と仕様に気を取られて「吹」マークを見逃していたのです。よく考えたらMX4Dは揺れるので字幕ではないことが多いのです。もう座席が埋まりそうだったので焦って間違えました。(ただし字幕が読めないほど揺れません。)

字幕派の家族には申し訳ありませんでしたが、人気声優の皆さんが吹き替えなので私は内心ニコニコ、字幕がない分トム・クルーズにも集中できます。

公開から2週間以上経った平日にもかかわらずMX4Dは満席です。すごいヒットしていますね、評判を聞いたり、何度も見にこられている方も多いのでしょうね。

やっと感想

家族といえども好みや考え方は違いますが、今回は全員「面白かった!」「見て良かった!」という感想で、誘った私も良かった良かったと安堵しました。前作を知らないZ世代が意外にも喜んでいました。男の子には特に刺さるのかもしれません。

トム・クルーズが59歳に見えない若々しさ(年下かと思った…)、そして実際に戦闘機に乗っての撮影とか、権利を買って満を持しての制作であるとかいう話を聞きますと、熱量のすごさに驚きます。

カワサキのバイクNINJYAやポルシェ911、ミリタリー関連はもっと詳しく述べられている方がいて私の出る幕ではありませんので、その他に良かったポイントをいくつかご紹介します。

雑感いろいろ

・トム・クルーズがとにかくカッコよくて36年を経て好きになった(遅!)

・回りくどい展開なしでとにかくストレートに話が進む気持ちよさ。

・ご都合的な展開に疑問を持たせる隙もない、スピード感と圧倒的な臨場感。

・さっぱりした大人同士の恋愛が素敵(マーヴェリックは女性の好みが一貫している様子)。

・かつてのライバルとの交流と別れ、部下となった亡き相棒の息子ルースターの葛藤と成長、そして指導者であるマーヴェリックとの信頼関係が築かれていく様子。これらが物語に深みを与えて単なるアクションに留まらない感動を与えてくれる。

・前作へのリスペクトが感じられ、当時のファンを何より大切に考えてくれているのが嬉しい。

・ジェニファー・コネリーって「ラックス! スーパーリッチ!」の人。時の流れを感じるが、今も美しい…

・そのペニー・ベンジャミンとマーヴェリックの間にこれまで何があったのか気になったが、前作に名前だけちらりと出た感じだと、察するにマーヴェリックが浮気でもしてくっついたり離れたりした過去がありそう。だから彼に対する当たりが最初強かったのだなと納得。

・トム・クルーズが尻もちをついたときにMX4Dの背もたれに「ドスッ」と刺激があり「自分トムなん!?」と戸惑った。

・どうなるかわかっていてもハラハラドキドキするこの懐かしい感じ、何だっけ?と思ったら、初代・引田天功の脱出イリュージョン、木曜スペシャルの! あれを見ている時の気持ちに似ていました。

・ミッションどう考えても危険すぎる。

まじめにまとめ

マーヴェリックが口にする「考えるな、動け」という言葉はなかなか深いです。言い換えれば「考えたら、動けない」ということ。一瞬のミスが命取りになる状況で立ち止まって考えこむことはできません。瞬時に正確な判断をして行動に移す勘、それを鍛えるのが日々の訓練であり、パイロットに必要な特性なのでしょう。

一般人の私も少し参考にしてみたい言葉です。中年と呼ばれる年になってくると「考えて考えて、動けない」ということがよくありますが、やってみてから考えるぐらいのフットワークの軽さはとても大切ではないか、と思うのです。

戦闘機に乗っているわけではないので、そうそう命に関わることはありません。何にでも果敢に挑戦していく気持ちを持ち続けたいですね。

そういった意味でも、とても元気をもらえるいい映画でした。面白かった、もう一回ぐらい観たいな~!

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