もはや「トム・クルーズ」というジャンル。「面白かった」「凄かった」とはよく思いますが、「楽しませてくれてありがとう!」と感謝する映画。
初日は平日にも関わらずたくさんの人で埋まっていました。ロビーがカオスだったので、普段あまり映画館に足を運ばない方も多かったようです。
また、2時間44分もあるのに、昼間からビール片手に入ってくる人もいて、トイレ大丈夫かな…と心配になったりも。お祭り的な雰囲気でした。
やはり途中でトイレに立つ方が多かったのですが、トムのアクションシーンを見逃さないように、説明や会話の場面で皆さん行くわけです。
見ていないと意味が分からなくなりそうなシーンだったりするのですが、お構いなしです(笑)
今回は下調べをし、珍しくパンフレットを買ったので、トピックを箇条書きにしてみました↓
・トムのアクションシーンを撮ってから、物語を考えるという作り方。
・そのためストーリーはあってないようなもののように思えるが、騙し合いがあり、意外と複雑。
・完全に理解できなくてもよければ、皆でカギを奪い合う(だけの)話と考えれば良い。
・みんながイーサン(トム)を好きになる。でもしょうがない。
・列車を「作って」破壊する。CGなし。
・史上最高額の制作費2.9億円。日本の映画なら200〜300本制作できる金額。
・上映時間2時間44分が、矢のように過ぎた。
・バイクジャンプの練習536回。トレーニング期間15か月。本番でも一日に6回ジャンプ。
・そんなトム・クルーズ61歳。
何よりも、常に観客の目線を忘れず、とにかく楽しませたい、驚かせたいという精神に感激しました。
今回の敵は人間としてはガブリエルですが、所詮カギを手に入れたいだけの人であり、真の敵は形のないAI(人工知能)です。
自我に目覚めて拡散したエンティティが、計算して導き出したのは「最大の脅威はイーサン(トム)である」という認識です。
情報の撹乱などを当然仕掛けてくるわけで、そこをイーサンが、身体を張ってアナログ対抗するところがいい感じです。
しかも、カギを狙っている者たちが全て権力や金を得る目的であるのに対して、イーサンは「地球の平和」「未知なる脅威から人類を守る」のが目的です。
志や意識が高いのです。
バイクジャンプもスピードフライングも、全て「私達のために」命がけでやっているということです。これは惚れますね…。
一応の決着はついたものの、話はパート2に続きます。監督の話では、もっとすごいアクションがあるとか!?
潜水艦が出てくるので海に潜るのかも…ダイビングの資格も当然のようにお持ちですし。
とにかく事故がないことだけを祈りながら、来年の6月を待ちたいと思います。
間に合うのかどうか心配ですが、多少遅れてもいいので安全面には手を抜かずお願いしたいです。ここで私が言っても全く届かないでしょうがね(笑)