『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』映画感想文・さすがのコンテンツ!

劇場版コナンのクオリティが凄い。いつも見ているテレビシリーズとは似て非なるものでした。

すごく面白かったです。ちょっと過去作追いかけようかな…。

あらすじ

北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届く。キッドの狙いは新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だったが、折しも函館で開催される剣道大会のため、服部平次やコナンも同地を訪れていた。平次はキッドの変装を見破り、追い詰めていく。時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で発見され、捜査線上には「死の商人」と呼ばれる日系アメリカ人の男の存在が浮上する。

2024年製作/111分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2024年4月12日

『映画.com』より引用

感想

初動3日間で33億円という凄いスタートです。普通トータル10億行ったらヒット映画といえる世界なので、コナンの人気恐るべしです。

TOHOシネマズ新宿では初日(平日)37回上映! こんな回数初めて見た気がします。

「ついに明かされる、キッドの真実」ということで、キッドがわりと好きな私は、はじめて劇場版コナンを見に行きました。

先日、キッド回をまとめた映画があり、それを見て勉強もしました。

ただ、いうほどキッドがたくさん出るわけではなく、少し肩透かしな感じも。

函館の五稜郭に宝が、という話は「ゴールデンカムイ」と重なるところがあります。

隠し場所の謎解きや、何組かが先を争いながら探すなど、似ているような気がしましたが、たまたまだと思うことにしました。

内容盛りだくさん、登場人物もたくさんで、大変楽しめました。

服部平次が意外とたくさん活躍していたので、キッドとのダブル主演かのようです。

ラストの展開から、そのうちキッド関連の作品も作られるのかなと予想します。

その時は大泉さんをまた連れてこなくてはいけませんね。

本編は、展開も早く、出てくる名前も多く、冒頭少し経緯が分かりにくくて心配になる部分もありました。

ただ、結局お宝を取り合っているというシンプルな話なので、それほど気にしなくてもいいかと思います。

小ネタ

・令嬢紅葉の執事が小野大輔だった。「黒執事」を思わせるセリフが感慨深い。

・今回は蘭が平次&和葉の見守り役となり、ほっこりする。蘭と新一の交流は今回ほぼなしだったが、内容が多いため仕方ないと思った。

・エンディングのaikoの歌の入りが完璧過ぎて気持ちよかった。

・大泉洋が声だから、絶対この人には何かあると分かっていたけれど、黒幕か何か、悪い方面の人だと思っていた。

・キッドはコナンが新一だということを知っているらしい。ちょっと驚き。

・なんだかんだで皆恋人がいるのがちょっと癪に障る。

・バーローって言わなかった。

・キッドは相変わらずカッコよくてキザで最高。

・最後の衝撃展開の部分だけもう一度見たい。

娘に聞いたりして人間関係もかなり分かってきているので、今後は毎年映画を見に行きたいと思います。

それまで、ネットフリックスで細々と過去作を鑑賞します。

一番見たいのは「ゼロの執行人」かな。

興行収入がドンと上がった作品ですよね。

本当にさすがの人気コンテンツだけあって、サービス満点の娯楽作品でした。