「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999)・感想文

毎日暑いのせいかホラーばっかり見ていますが、これも見逃していた映画のひとつで、なんと24年も前の作品です。

制作費6万ドルから、興行収入2億4050万ドルを記録したそうですが、6万ドルで映画が作れるの?という謎が解けました。

登場人物が素人3人、ほぼ森の中、魔女?は結局姿を現さない。という上手な作り方をしていました。

映像学科の学生3人が、魔女伝説の真相を探りに森へ入り、迷って、喧嘩して、行方不明になるという話です。一年後に彼らの撮ったビデオテープが発見され、公開されたという設定です。

学生のビデオ撮影という設定なので、画面の揺れが多く、開始5分で酔ったのが少しつらかったです。彼らは映像学科の学生ではないのか? 撮影がちょっと下手なのでは?という疑問が少しありました。

見ていてなかなか怖くならず、それよりも、仲間割れして他人を責め、ケンカを繰り返すところが多少ストレスに。あまり賢くなさそうな子たちで、悲しい気持ちにもなりました。

そもそも、賢かったら不穏な森に入って迷い込むようなことはありませんね。夜は入ってはいけないと入口にちゃんと書いてあるのですから。

廃墟や幽霊の出るトンネルを見に行くような、肝試しはやってはいけません。あと、お盆に海に行くとか、本当にダメです。何でと言われても、駄目なものは駄目。

この映画は「調子に乗って森へ行き、ケンカして、道に迷って、何らかの怪奇現象に巻き込まれ、3人は帰ってこなかった」というだけのお話でした。

続編を見るかどうかは微妙ですが、それよりもホラーゲーム「ブレア・ウィッチ」はちょっと気になります。

何か、震え上がるような怖い映画が見たいのですが、歳のせいだかなんだかで、何を見ても全然怖くないのが悲しいです。

今週は『プー あくまのくまさん』が公開なので、見に行ってみよう…でも多分そんなに怖くない…ような気がするけれど。

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