公開時に見逃していたので、U-NEXTでレンタルしました。
面白いという評判通りで、映画館で観ればよかったと後悔。
目次
4つの女子高に囲まれた私立武華男子高校に、「彼女を作りたい」という理由だけで転校してきた高校1年生の門松勝太。しかし彼が入ったクラスは、校舎から隔離され教師たちも怯える問題児集団・1年G組だった。勝太は荒れ果てた教室やクセの強いクラスメイトたちに驚きながらも、恋に友情にと楽しい日々を過ごす。しかしそんな彼らに、都市伝説と化している不良グループ・Gメンが死闘の末に潰したはずの凶悪組織・天王会の魔の手が迫っていた。
いわゆるヤンキー映画で、物語としてはオーソドックスでありながら、観ているうちにどんどん面白くなってきて引き込まれました。
実は冒頭一瞬だけ、テンポが良くないかも? 面白くなるかな? と感じました。
しかし、岸くんがケンカに強いことが分かるシーンで「おっ!!」と思い、そこから集中できました。
吉岡里帆さんがG組生徒にキレるシーンでさらに引き込まれて、すごく笑いました。
次から次へと豪華なキャストが現れ、最後まで退屈しません。
私は岸くんしかキャストを確認していなかったので、高良健吾さんや田中圭さん、間宮祥太朗さんも出てる〜! と嬉しかったです。
そして矢本悠馬さんを始めとして、皆さんすごいハイテンション。
振り切れた演技の応酬が、すごく楽しくて、良かったです。
また、素晴らしかったのはアクションシーン。
映画館で見なかったのを後悔するレベルで、迫力のシーンがたくさんありました。
アクションシーンのメイキングを拝見すると、岸くんだけでなく、皆さん実際に動いて演じていらっしゃることに驚きました。
吉岡里帆さんも本当に飛び蹴りしているし、俳優さんって動けないとなれないの!? とびっくりです。
一瞬間違えば大きな事故になる撮影。相当大変だったと思います。
軽々と見せているところが本当にカッコいいですし、娯楽作品としての完成度の高さにびっくりしました。
キャストが高校生に見えない人ばかりで、その辺のリアリティは全く考えていないのも逆に清々しいです。
原作がコミックなので非常に漫画的であり、各キャラクターの濃さがそれぞれ際立っていて面白かったです。
また、物語も大筋は奇をてらったものではないのですが、ところどころ愛や友情をテーマにしたいいシーンがあります。
私は高良さんが好きなので、伊達が同性愛者である告白をしたシーンはいいなと思いました。
それに対する門松(岸くん)の反応も良かったです。
岸くんの性格の良さが、演技からにじみ出ているようで、作品の仕上がりに大きく貢献しています。
普段ヤンキー映画は全く見ることがなく、超有名な作品も一切知らない私。
そのためハードルが高かったのですが、今回面白さに気づかせていただきました。
これはGメン2が見たい…見た過ぎます。
次は必ず映画館に行きますので、どうか製作してください〜。
それでは、また次の映画で!