
アカデミー賞の作品賞、脚本賞にノミネートされたということで鑑賞しました。
SNSで「泣いた」「共感した」という声が多い中、私には驚くほど響きませんでした。
色々と違和感があって、面白くなかったんですよね…残念。
目次
韓国・ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソンは、互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後、24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいた2人は、オンラインで再会を果たすが、互いを思い合っていながらも再びすれ違ってしまう。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れ、2人はやっとめぐり合うのだが……。
2023年製作/106分/G/アメリカ・韓国合作
『映画.com』より引用
原題:Past Lives
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2024年4月5日
(今回は全然ダメだったので、お気に召した方はお読みいただかないよう、お願いいたします。)
この映画に限らず「あの時ああしていれば、こうしていれば…」という話が出てくると「あ、めんどくさ…」と思ってしまいます。
「そんなこと言っても、今こうなんだからしょうがないじゃん」という気持ちです。
身も蓋もないのですが、タイミングを逃し続けて24年。片方は結婚しているし、どうしようもない話です。
小学校の時にお互い好きでした。それはまぁいいとして、12年後、連絡を取り合った時になぜ会わなかったのか。さらに12年後、夫まで交えてなぜ会ったのか…はっきり言って縁がないのに。
やっていることがチグハグで、白けるばかりです。
ヘソンはノラのことがずっと好きだったと思うのですが、それを承知で会う神経も、のこのこ会いに行く彼の気持ちも、全く理解できませんでした。
ノラの夫アーサーが非常に優しい人物であったことが救いとなりましたが、このような状況で機嫌を損ねる夫がいても、全く不思議ではありません。
『ファースト・カウ』で牛に話しかける優しい男を演じていたジョン・マガロは、今回もなんだかかわいそうな役でした。
優しそうなルックスのせいで、こういう役が多いのかもしれません。
ヘソンと別れたノラが号泣するのも、多分移民としての人生など色々なものがこみ上げてのことだったのでしょうが、夫に対する配慮も何もなく、この女性何なのだろうと苛立ちを覚えました。
グリーンカードのことをちらりと話していて、それが目当てでアーサーと結婚した可能性もあります。
アーサーと結婚しながら、本当はヘソンが好きだったとか…そんな打算的な話なら、さらに憂鬱になりそうなので、これ以上考えないようにしたいと思います。
普通、12年後にお互いフリーであれば遠くても会うし、その12年後に片方が結婚していたら会わないし、それも夫と3人で会うのもおかしいし、別れて泣いたりしないし…何もかもがハテナ。
NYで再会の7日間、と書いてあることに今気づいたのですが、毎日会っていたのでしょうか?
1日2日ぐらいの話に見えて、その辺りも上手くはないな、と感じました。これは、毎日会っていたのでしょうか? ヘソンは一週間何をしていたのか疑問です。
これがアカデミー賞ノミネートは、少し評価が高すぎるかもしれません。
「12年前に会っておけ」という気持ちでいっぱいでした。
一度付き合っておけば気が済んだのに、できなかったということは、やはり縁がなかったと思うしかないです。
タイミングを逃し続けた二人。もう12年後には会わない方がいいですね。
今度こそ不倫・泥沼になりそうです(が、その方が面白そう)。