今回は正直に申し上げます。
最後まで寝ないでしっかり観たのですが、終盤になって、何がどうなったのか分かりませんでした。
見上愛さんの推進力あってこその作品だったかなと思います。

目次
長谷部りのは幼い頃に出会った甲野じゅんを運命の相手だと信じ、彼のことを忘れらずにいた。中学生になったりのはじゅんと再会を果たし、後輩で陸上選手の彼に思いを伝え続けるが、ついに両思いになった瞬間、彼はこつ然と消えてしまう。しかも彼がこの世に存在しなかったかのように、誰もじゅんのことを覚えていないという。その後もじゅんは、高校の軽音楽部の先輩や車椅子に乗った男性、バイト先の店主など別人となって何度もりのの前に現れ、両思いになると消えるという不思議な現象を繰り返していく。それでも諦めないりのの真っ直ぐな思いは、やがて奇跡を起こす。2024年製作/103分/G/日本
『映画.com』より引用
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2024年5月10日
初恋の相手「甲野じゅん」が現れては消える、を繰り返し、大学生になって出会ったじゅんは記憶が1日しか持たないという病気の後遺症でした。
相手が消えるという謎な部分と、じゅんの症状と対峙して毎日告白をする恋愛要素が、この先どうなるのか!?と思わせますが…。
実は消えたのはじゅんではなくてりのの方だった。ん???あっちゃんの言ってることが全然わからない。
今まで好きだったのはじゅんではなかったらしい。
これまでのことは全部夢だった?
最後のおばあさんはりの? これも夢?
そこからの庭の二人は回想?
いつもなら、わからないことがあっても何かしら自分なりの解釈を見つけるのですが、いろいろと面倒になってしまいました。
つまり、何がどうでもいいかな…という感じ。
せっかくそこまできちんと見たのに、最後は考えるのを放棄してしまって、自己嫌悪でしたが、仕方ありません。
見上愛さん演じる長谷部りののキャラクターが、魅力的ではあるのですが、これまで好きになった人物がすべてじゅんに見えているだけの別人だったというところについていけませんでした。
これはサイコパスというか、ホラーの領域ではないでしょうか。
一応の結末として、老人になるまでの全部の話が「幼少期のりのの死ぬ間際の夢」であったと考えることにしました。
生きるはずだった人生を一通り見て、亡くなっていったという話です。
夢オチとか大嫌いなのですが、それでいいことにしました。
見上愛さん、佐藤寛太さんら俳優さんは素晴らしく、いい演技をされていたと思います。
青木柚さん演じる田中もいいキャラクターでした。
事情を知っている立場として都合よく使われている感じもあり、気の毒な役にも見えましたが、暴走しがちな物語をうまくコントロールしていたと思います。
田中はりののことが好きだったのかもしれないなと最後の去っていく寂しそうな表情から感じました。
もうちょっといい思いをさせてあげたかったです。
元々恋愛映画にあまり興味がないので、自分に合わない選択をしてしまったのがいけなかったのかな…と思いましたが、これも勉強です。
公開から時間が経っていて、映画館が空いていたため、映画鑑賞の環境としては最高にリラックスして観られて、そこは良かったです。