シリーズを見直しておいて良かったです。
見ていなければ楽しさは半減していたかも。
久々に、もう一回見たい映画となりました。面白かったです!
目次
世界の崩壊から45年。暴君ディメンタス将軍の率いるバイカー軍団の手に落ち、故郷や家族、すべてを奪われたフュリオサは、ディメンタス将軍と鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが土地の覇権を争う、狂気に満ちた世界と対峙することになる。狂ったものだけが生き残れる過酷な世界で、フュリオサは復讐のため、そして故郷に帰るため、人生を懸けて修羅の道を歩む。
2024年製作/148分/PG12/アメリカ
『映画.com』より引用
原題:Furiosa: A Mad Max Saga
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2024年5月31日
面白かったと言っておいてアレなのですが、ジャックの存在がそもそも必要だったのか? という疑問がありました。
マックスと出会う前なので、彼が登場しない代わりに偽マックス(ジャック)を出したのかな…と思ったり。
「松方弘樹に似てる」と思ったが最後、その後ずっと松方弘樹に見えてしまったため、好ましい存在ではありませんでした。
松方弘樹が好きじゃなかったので。
怒りのデス・ロードにジャックは出ないため、今作中に別れる…多分ジャック死亡となるだろうと分かります。
便利に使われた存在にも見えました。
孤高の女戦士フュリオサひとりでも良かったのではないでしょうか。
ちょっと愛が芽生えたりしたのも邪魔だったような気がします。
ほんとラブとかいらんわ〜と思いました。
男と女が出るとすぐに愛だ何だとなってくるのがちょっとうんざりです。
また、私は疑い深いので、ほぼジャックを信用しないまま「フュリオサ、騙されるなよ…」と思いながら観ていました。
裏切らなくてびっくりしました。素直に見ればよかったです。
今回の敵であるディメンタスのキャラクター造形はどうだったでしょうか。
マッド・マックスシリーズにしては見た目普通でしたね。
もっと変な格好にしてくれても良かったのに、今作はあまりビジュアル異常者がいませんでした。
少し残念なポイントです。「怒りのデス・ロード」にはおかしな人がたくさん出てきて面白かったのです。
「マッド・マックス2」もそうでしたし、キャラクターがいいと満足度が上がります。
ディメンタスというのはかなりの悪人の割にはノリの軽い男で、こんな男に母親が殺されたと思うと、余計に腹が立ってくるという意味では良かったのかもしれません。
百回殺しても足りない、並大抵の殺し方では…という感じもあり、決着の付け方にはおおむね納得ができました。
フュリオサ、というか監督はいい落とし所を見つけたと思います。
ジャックとディメンタスという主要キャラクターがものすごく良かったわけではありませんでしたが、それを凌駕するアクションと迫力で、映画そのものは大満足でした。
欲を言えば、松方弘樹を出さずに1時間半から2時間の間でコンパクトに収めてくれていたら最高だったのになと思いました。
正直過ぎて申し訳ありませんが、個人の感想なのでお許しいただきたいと思います。