正直に言うと、面白くなかったです。しかし、評判がかなり悪いことは知っていたので、こんなものかなと思いました。
タイトルは「マサミの話をしよう」でも良かったくらい、長澤まさみ押しの作品でした。

当然、肌とか修正してるんでしょうね
目次
豪邸に暮らす著名な詩人・寒川の新妻・スオミが行方不明となった。豪邸を訪れた刑事の草野はスオミの元夫で、すぐにでも捜査を開始すべきだと主張するが、寒川は「大ごとにしたくない」と、その提案を拒否する。やがて、スオミを知る男たちが次々と屋敷にやってくる。誰が一番スオミを愛していたのか、誰が一番スオミに愛されていたのか。安否をそっちのけでスオミについて熱く語り合う男たち。しかし、男たちの口から語られるスオミはそれぞれがまったく違う性格の女性で……。(『映画.com』より引用)
まず、三谷幸喜も長澤まさみも好きではないので、面白いという評判であれば見に行こうと様子見していました。
するとつまらないという口コミが多く、レビューサイトも星5つのうち2点台。
逆に興味が湧いてきて、どんなものかと鑑賞してみることにしました。
ですから、なるほど噂通りだなぁとそんなに腹も立たず、気楽に見られたのが逆に良かったです。
豪華キャスト全員が三谷幸喜色に染まり、寒い笑いに終始してドタバタ劇を繰り広げるわけですが、鑑賞中に笑い声も聞こえたので、面白い方には面白かったのだと思います。
世の中には笑点やサザエさんを見て笑う人もいるので、千差万別ということは認めます。
ただ、多くの人が「笑えない」「つまらない」「面白くない」と思っていることは事実なんですよね。
私は、瀬戸康史さんが結構好きなのですが、ものすごく頑張らされていたのが辛かったです。
セスナから飛び出してモモンガみたいに空を舞って戻るところとか、痛々しくて目を覆いたくなりました。
ほんとに、あんなことさせないでほしいです。イラッとしました。
「鎌倉殿の13人」から多くの方が出られているのも気持ち悪いし、長澤まさみは何をやっても長澤まさみだし、それだけでもうんざりするのですが、一番まずいのは物語が面白くないこと。
夫たちに合わせたのも、何度も結婚を繰り返したのも、結局はスオミ自身のせいなのに、いまだに全員から愛されているのが気持ち悪く、人騒がせ過ぎて呆れます。
だいたい、狂言誘拐で三億円をせしめてフィンランドに住むとか、考えることが愚かなのですが、長澤まさみだから許されることになっているのが、実にアホらしい。
三谷幸喜はご贔屓なのかもしれませんが、長澤まさみが好きならもうちょっと練られた物語にしてほしかったです。
最後のショーっぽいことがやりたいだけに見えても仕方がなく、それも寒々しい感じで、結局何がしたかったのかわからない有り様。
世間でこれだけ酷評されているのですから、映画完成までの関係者は絶対に「つまらない映画だな」と思っているはずです。
誰も指摘しなかったのか、大人の事情があったのか分かりませんが、日本映画のクオリティとしてちょっとあり得ないのではないかと残念に思いました。