『RRR』圧倒的で語彙力消失…

2022年10月公開にして今なお話題の映画『RRR』

3時間のインド映画ということで、ひるんでいるうちに年が明けてしまいましたが、ツイッターの評判を見てずっと気になっていた映画です。

昨日樺沢紫苑先生が「面白い!」とブログに書いておられたので、こりゃもう見に行くしかないと背中を押され、すぐにチケットを取りました。

朝9時の回は通勤ラッシュの時間なので少々ハードルが高かったですが、この時間が最もスクリーンが大きかったのでがんばりました。

結論から言うと「面白くてぶっとびました! 」去年見ていたら年間ベスト3に入ったと思います。

(あらすじ)もはやあらすじなどどうでもいいような気になりますが…

1920年、英国植民地時代のインド。人々は英国軍の支配による蛮行に苦しんでいた。妹を英国軍にさらわれて奪還を誓う兄ビーム、かたや大きな目的を持ち英国の警察となって出世を目指すラーマ。二人は互いの素性を知らずに出会い、無二の親友となる。やがて真実が明らかになった時、二人は友情と使命のどちらを選ぶのか…。

まずは冒頭からあまりにも過酷な運命にいきなり涙。3時間もあるので、多少ゆったりした展開なのかと思いきや、怒涛のアクションに次ぐアクション。中だるみもなく、プラス歌と踊りと主人公2人の凄まじい執念に圧倒されます。

目力で、怒りや執念を表すところ、どんなに絶望的な状況になっても一切あきらめない不屈の精神、またピンチの時ほど再燃するところが心に響きました。感動して結構泣いたりも。少し暴力的な部分はありますが、余計なラブシーンがないところはとても良いです。

CG駆使のありえない身体能力を発揮しますが、滅茶苦茶なのに不思議とリアリティーを感じました。とにかく絵面が凄くて、どうだったかと聞かれても「トラが…肩車が…ナトゥが…」と単語しか出てきません。語彙力を失う人が多いことに納得しました。

二人の友情、家族愛、恋愛、部族の絆など全ての思いがどれも熱く、誰かが何かをあきらめなくては話がまとまらないのでは、と落としどころが心配になる展開でしたが、見事な着地点だったと思います。

続けて2回見ようと思ったほど引き込まれました。さすがに合わせて6時間はきついので帰りましたが、お腹が空いていなかったら見ていたかもしれません。今、家族に勧めているので、行ってくれそうなら付き合いで2回観ます。

未体験の方は映画館でやっているうちにぜひご覧ください。本当に見てよかった〜。樺沢先生に感謝です。

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