インド映画は去年まで見たことがない私でしたが、『RRR』はとても良かったので2回見に行きました。
これからインド映画も積極的に見ようと決めて、今回外せない一本として鑑賞。
実は『TAR/ター』の2回目を見るか、『ブラフマーストラ』を見るかで、迷いに迷って、こちらにしました。
同じ映画を見るよりも、新しい映画を見た方がいいかな、と思ったのですが『TAR/ター』があまりにも強烈だったために、モヤモヤした気持ちがそのまま残りました。
やはりターはターで2回見ないとどうしようもないな…という結論に至りました。
今回は『ブラフマーストラ』。
これはこれで面白かったのですが、いかんせん『RRR』が面白すぎたために、どうしても比較してしまう自分がいました。恋愛要素が多いのが、好みの分かれるところ。
主役のお二人は撮影が始まった2018年(随分前ですね)から付き合い始めたということですから、恋愛模様が大変リアルなのはそのためでしょうか。
もうすでに恋愛に夢も希望もない私なので、出会ったばかりで夢中な二人を見ても「まぁ、せいぜい3年くらいしか続かないよね…」と共感が薄くなってしまったのは仕方のないこと。
とはいえ、アーリヤー・バットさんがとにかく美しく、これだけで鑑賞料金の元は十分に取れたと感じています。
大女優でありながら嫌味がなく、可愛らしい。見ていて全く飽きないこの美しさは何なのでしょうか!?と半分くらいの時間は考えていました。
歌や踊りはやはり上質で、ランビール・カプールさんのチャーミングなダンスや挿入歌の「Kesariya」は特に良かったです。
Kesariyaはバラードなのですが、どことなく80年代の洋楽のような懐かしい雰囲気がありました。郷愁ですね。
ストーリーとしてはブラフマーストラという3枚に割れた円盤を悪と奪い合い、最強の攻撃は愛なのだ、というもので、目新しい感じはないものの、スケール感とVFX、CGが凄い迫力でした。
ブラフマーストラがヤマザキの菓子パン「ミニスナックゴールド」に似ていると、前日のTwitterで見かけて、頭にチラつきました(笑)
3時間という長さにもかかわらず、なんとこれが第一部ということです。
第二部、第三部と、どう展開していくのか、すごく楽しみかといったら正直微妙ではありますが、心に留めておきたいと思っています。
恋愛から離れたら私にとっては面白くなりそうな予感はします。
まずは『RRR』を見て、少し違ったインド映画も見てみたい、という方にはおすすめ。
それでは、また!